ハムハム探検隊氏はなぜ炎上したのか
ブログ開設からだいぶ間が開いてしまいすみません。
頭の中では色々考えていても、いざ文章にするとなるととても頭とエネルギーを使うので、時間と気力のある時に少しずつ更新していきたいと思います。
また、なるべく事実に則った内容にしたいので資料集めやハムスターの基本的なことを勉強しながら書いています。ゆえにペースが遅くてもご了承いただけましたら幸いです。
ハムハム探検隊氏(以下探検隊)とは何者なのかについて詳しくはwikiを作成しましたので、そちらをご覧ください。
トップページ - ハムハム探検隊 @ ウィキ - アットウィキ
基本的な情報や資料関係はwikiにおまかせして、このブログは個人的に思ったこと、考えたことを中心に書いていきます。
さて、本題に入ります。
ハムハム探検隊氏はなぜ炎上してしまったのかについてですが、彼が炎上している主な理由は
- ハムスターの餌に人間用の食品を与えている
- 複数飼育に向かない種類のハムスターを過密飼育している
- 寒さに弱いハムスターを雪の中に埋めて遊ぶ
- 皮膚病と思われるハムスターに人間用のスキンクリームを塗りたくる
- 飼育方を指摘した視聴者を口汚く罵る etc…
あげると切りが無いです。
以下は各問題点について自分なりに思ったこと。
ハムスターの餌に人間用の食品を与えている
探検隊氏の発言によると、ハムスター専用のペレットはまずいので食べずにカビが生えてしまう。おいしいものを食べさせたいというのが主な理由です。
理論上生きていくことができれば何を食べても良いと思われますし、人間用の食品全てがハムスターの健康を害する物かというとそうでもないと思います。
しかし、人間とハムスターでは必要とする栄養素・量が異なるため、人間用の食品を過剰摂取すると病気になるリスクは高まりますし、本来の寿命まで生きられないかもしれません。
また、おいしいという感覚も人間とハムスターでは異なると思われるので、人間の裁量で決めるのはエゴであると思われます。
複数飼育に向かない種類のハムスターを過密飼育している
探検隊氏が飼育しているハムスターは“キンクマハムスター”と言われるもので、ゴールデンハムスターを品種改良したものです。
性格は温厚とはいわれているものの、ゴールデンハムスター同様に縄張り意識は高く、時には激しい喧嘩の末命を落とす危険もあります。
また、彼の飼育しているハムスターは実際にケガをしていたり、毛が不自然に剥げている部分があるので、早急に改善してほしいものです。
寒さに弱いハムスターを雪の中に埋めて遊ぶ
探検隊氏はただムスターにも雪を見せてあげたかっただけのようですが、ハムスターは気温10℃以下の環境に長時間居ると冬眠状態に陥りそのまま亡くなってしまう恐れがあります。ハムスター飼育歴20年以上ならば把握しているはずのことなので、雪遊びをさせるにしても少量の雪をケージに持ち込むなど工夫をしたら良いのではと思いました。
また「絶対これ見て虐待とかいうやついるな」という発言をしているあたりハムスターが寒さに弱いことを知らないわけではなさそうです。
批判が来ることを予想できたのならば問題のシーンをカットしたら良いのではと思います。その前にこのような遊びを控えるべきでしたが……
皮膚病と思われるハムスターに人間用のスキンクリームを塗りたくる
環境省_虐待や遺棄の禁止 [動物の愛護と適切な管理]によると
動物虐待とは、動物を不必要に苦しめる行為のことをいい、正当な理由なく動物を殺したり傷つけたりする積極的な行為だけでなく、必要な世話を怠ったりケガや病気の治療をせずに放置したり、充分な餌や水を与えないなど、いわゆるネグレクトと呼ばれる行為も含まれます。
とあります。
人間のスキンケアに必要な成分とハムスターのスキンケアに必要な成分は異なるため、人間用のスキンクリームを塗りたくるのは適切な治療とは言えません。
また、ハムスターは毛づくろいのために自身の体を舐めますが、その際にスキンクリームの成分が飲食に向かないものだった場合に健康を害する可能性があります。
これでは虐待を疑われてもしかたがないでしょう。
飼育方を指摘した視聴者を口汚く罵る
探検隊氏が炎上した一番の理由は個人的にこれだと思います。
探検隊氏以外にも独特な飼育方法で批判されるペット飼いは多いですが、彼がこれほどまでに炎上したのは彼自身の態度によるものが大きいと思います。
ハムスター飼育歴20年以上を誇り、獣医師や飼育書の内容は他人からの受け売りと机上の推論と決めつけ、自分が誰よりもハムスターに詳しいと言い張る様は周りからみてもあまり気分の良いものではありません。
また、動画のコメント欄に指摘コメントをしたユーザーに対して指摘や動画内容とは全く関係のない人格攻撃と思われる返信をしているようです。
探検隊氏の他ユーザーへの罵倒コメントは現在YouTube上からは削除されてしまったようですが、Twitter等で証拠画像を掲載しているユーザーもいるので気になる方はそちらを確認してください。
以上、ハムハム探検隊氏が炎上した理由と個人的に思ったことでした。
彼については動物愛護団体他いくつかの関連機関に問い合わせてみましたが、動物虐待として法で裁かれる可能性は薄いです。
ですが、虐待ではない・違法ではないから大丈夫というのではなく、ペットも家族として飼育している以上適切な飼育を心掛け、健康や安全には十分配慮してほしいものです。